返事の来ないポスト 冬の寒さが本格的になった十二月の午後、商店街の端っこにある木漏れ日文具店の店主・秋子さんは、古いストーブの上でお湯を沸かしていました。 この店は、今時珍しいほど時間がゆっくり流れています。並んでいるのは、どこか懐かしい色使いの便箋や、握り心地のいい万年筆。そして、店の奥には返事の来ないポスト」と呼ばれる、小さな木箱が置… その他の投稿